VGA(D-sub)・DVI・HDMI・DisplayPortなどディスプレイ接続端子
投稿日:2016年10月16日/更新日:2016年10月16日ディスプレイ接続について
PCとディスプレイを接続するための端子は複数あります。 基本的には同じ種類の端子で接続しますが変換ケーブル・変換コネクタを使用して対応可能な場合も多くあります。 また最大解像度はPCのグラフィック性能、ケーブル、ディスプレイ性能、リフレッシュレートなどに依存します。 例えばグラフィックやケーブルの性能が高くてもディスプレイ自体の最大解像度を超えての描写は不可となります。
VGA(D-sub)
VGAはかなり以前から一般的に使用されている規格で今でも多くのパソコンに搭載されています。但し、ノートパソコンは薄型化に伴い搭載はほとんどされていないようですね。接続はアナログ方式でVGA以外にD-subと呼ぶことも多いです。映像信号のみ対応しています。
VGA(D-sub)
VGA(D-sub)ケーブル
VGA関連商品(楽天市場)DVI
DVI (Digital Visual Interface )
規格はDVI-I・DVI-D・DVI-Aがあります。映像信号のみ対応しています。
DVI-I(上)
DVI-D(下)
DVI-Dシングルリンク(18ピン)ケーブル
DVI-I | デジタル/アナログ兼用 |
DVI-Iシングルリンク(23ピン) DVI-Iデュアルリンク(29ピン) |
DVI-D | デジタル |
DVI-Dシングルリンク(18ピン) DVI-Dデュアルリンク(24ピン) |
DVI-A | アナログ | 17ピン |
シングルリンクは最大1920ピクセル×1200ピクセルまでの解像度に対応しています。それを超える場合はデュアルリンクにする必要があります。デュアルリンクの場合は最大2560ピクセル×1600ピクセルまで対応可能です。
DVI関連商品(楽天市場)HDMI
HDMI(High-Definition Multimedia Interface)
映像と音声信号に対応可能でPCだけでなくテレビなどデジタル家電にも多く使用されています。またいくつかのタイプやバージョンもありますがここでは一般的なタイプAのバージョン1.4と2.0について記載します。
HDMI
HDMI ケーブル
HDMI | 最大解像度 |
バージョン 1.4 |
1920ピクセル×1080ピクセル
3840ピクセル×2160ピクセル (リフレッシュレート 24Hz, 25Hz, 30Hz) 4096ピクセル×2160ピクセル(リフレッシュレート 24Hz) |
バージョン 2.0 | 4096ピクセル×2160ピクセル |
リフレッシュレートとは、画面を1秒間に何回書換しているかの回数を示しています。一般的な60Hzでは1秒間に60回の書換を行っています。
HDMI関連商品(楽天市場)Display Port
比較的サイズの大きいDVIの後継を想定された端子
映像信号に対応しています。
音声信号は対応している機器と未対応の機器があります。
DisplayPort
DisplayPort バージョン1.2からはマルチストリーム転送 (MST)を使用して数珠つなぎで複数のディスプレイと接続可能です。但しモニター側にDisplayPort出力が必要となります。
例えばPC(DisplayPort出力)⇒(DisplayPort入力)モニター(DisplayPort出力)⇒(DisplayPort入力)モニター のような接続方法です。このような接続をデイジーチェーンといいます。
また上記接続方法の場合、接続台数が増えるほど各モニターに対しての対応解像度は小さくなります。バージョンアップごとに対応解像度も大きく進化していて、これからはもっと利用される方が増えると思われます。
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